新NISAを始める初心者向けに、やることの全てを簡潔に書いていきます。
とりあえず始めたい人はSTEP3まででOKです!
つみたて投資を始める
STEP1:証券口座を申し込む
口座開設数が1,000万を超えている超大手の証券会社です。サービスや投資アプリも充実しており、これから口座を解説する人には特にオススメです。
- 楽天証券
- SBI証券
選び方
- 楽天カードを使っていて楽天ポイントを貯めるなら楽天証券
- 三井住友カードを使っているもしくは色々なポイント(Vポイント,Pontaポイント,dポイント,JALマイル,PayPayポイント)を貯めるならSBI証券
NISAでこれから数年、数十年と投資することを考えるとポイントも重要です!どちらのカードも持っていない場合でも、この機会にカードを作る価値は十分にあります。
新規でカードから作る場合は楽天証券のポイント還元率最大1%に対して、SBI証券の方が最大3%とお得ですのでSBI証券をオススメします。
ポイント還元率の条件はそれぞれ証券口座で確認してみてください。
STEP2:商品を選ぶ
長期的にみて右肩上がりの低コストインデックスファンドを選びましょう。
- eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
- eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
eMAXIS Slim シリーズは常に最低水準のコストを目指している人気の高い商品です。
STEP3:積立額を設定する
- 毎月の収支を把握して積立額を決定
- 自分のリスク許容度から考えて金額を決める
- 100円から始められるので初心者は少額でもOK
- 例えば、収入が20万円で生活費が15万円だから5万円を積立など
- 選んだ商品をNISAのつみたて投資枠で設定
- 商品を選んで毎月の積立金額を設定する
- 配当金は再投資に設定
- 10万円以上積み立てる場合は、成長投資枠で積み立て設定
- 基本はつみたて投資枠と同じ商品でOK
ここまでのSTEPで十分に新NISAを活用できています!
放っておくだけで設定した金額が毎月積み立てられていきますので、あとは何もしなくてもOKです!
余力がある人は次のステップも行いましょう。
余剰金を投資する
毎月の積み立てとは別に銀行貯金など余剰金がある場合に、それを投資することを検討しましょう。
余剰金は使う予定の無いお金です。近いうちに使う予定があるなら現金で持つようにしましょう。投資してしまうと使いたいときに減ってしまって使えない恐れがあります。
STEP4:アセットアロケーション(資産の割合)を決める
- アセットアロケーションは現金と株式(インデックスファンド)でOK
- 債券等もリスク分散できて良い投資先ですが、初心者は現金と株式で十分です。
- 現金(安全資産)と株式(リスク資産)
- 自分がどれだけリスクを許容できるかで、現金と株式の割合を決める(その人の環境や考え方によって変わるので正解はありません)
- 例1)まだ20歳でリスクを多く取れるから、現金20%、株式80%
- 例2)最低3~6か月分の生活費を現金で確保して残りを株式投資
- 例3) 資産が大きく減るリスクはできるだけ避けたいから、無くなってもいいお金だけ株式投資

株式の割合が増えるほどハイリスクハイリターン、現金の割合が増えるほどローリスクローリターンのイメージだね。
STEP5:一括投資する
資産がアセットアロケーションの割合になるように、新NISAの成長投資枠で一括投資をします。
一括で投資するか、分割して投資するか
例えば120万円余剰金がある場合、一括投資ならその時点から福利の効果を最大限得ることができますが、月々10万円ずつに分割投資した場合120万円投資が終わるのは1年後になり、福利を最大限活かすことができません。
結論は一括投資の方が期待値が高いです。
定期的な見直しをする
STEP6:ポートフォリオを見直す
- 半年や1年に一度くらいの頻度で資産を確認
- 暴落や高騰時に確認
- 収入や支出が変わったときに積立額を見直す
マイルールを決めておくことで計画的に進めてみましょう。
STEP7:リバランスする
ポートフォリオを確認して決めておいたアセットアロケーションから乖離している場合に、リバランスをしてみましょう。
- 現金の割合が大きい場合
- 追加投資する
- 積み立て額を増やす
- 株式の割合が大きい場合
- 株式を売却する
- 積み立て額を減らす
基本はほったらかし!売却しない
STEP8:暴落時に売却しない
投資したお金が減っていくのを見ると精神的にきつく売却したくなると思います。一気に数十%下がることもあり、そういったときには冷静な判断ができなくなってしまうのです。
しかし、暴落時に売却してはいけません。あくまで長期投資を前提にしていているので、一時の下落に惑わされずに買い続けましょう。買い続けることで株価が上がったときに資産の回復が早まります。
基本的に売却するのは、使うときになります。老後資金でもいいですし、子供の学費や住宅購入といった支出があるときに売却しましょう。たまに「老後まで絶対に売るな」ということを耳にしますが、そんなことはなく、むしろNISAはいつでも売却できることがメリットなのです。
終わりに
新NISAにおいてやるべきことを紹介しました!毎月定額積み立てしているだけでも十分ですので、是非参考にしてSTEP3までを実践してみてください。
また、今回は書きませんでしたが投資に興味がある人はアクティブファンドや個別株を試してみても良いかもしれません。ただし、長期的にみてインデックスファンドを上回ることは難しいとされているので、短期目線で行うのが良いと思います。
当ブログでは、私がこれまでに学んだNISAや投資のノウハウをどんどん更新していくのでチェックしていただけると嬉しいです!